ハタタテハゼの飼育方法について解説します!

皆様、お疲れ様です。

harutoです。

今回は、海水魚飼育初心者の方でも飼いやすい、ハタタテハゼという海水魚について紹介します。

目次

ハタタテハゼとはこんな魚

ハタタテハゼは小型で遊泳性のハゼです。

遊泳性とは水槽中間くらいをピョンピョン泳ぐ種類のことを言い、スイスイ泳ぐというよりは水中をホバリングしているという感じです。

ハゼには遊泳性の他に、ベントス性と言われている種類がいます。

ベントス性は、底砂のあたりをピョコピョコしている種類で、砂を口に含み、中の餌を食べています。

口で砂を含みエラから砂を出します。

オトメハゼやミズタマハゼがこれに該当します。

このタイプはしっかりと水槽の底に餌を落としてやらないと、痩せて弱ってしまいますが、ハタタテハゼのような遊泳性のハゼは自分から水面まで餌をとりに上がってきます。

なので、痩せづらく飼育がしやすいタイプと言えるでしょう。

ハタタテハゼの魅力としては、なんといってもその綺麗さと可愛らしさです。

頭から尻尾にかけて黄色〜白〜オレンジ〜赤のグラデーションがとても美しいです。

名前のとおりハタのような背ビレをピンと立ててピョンピョン泳ぐ姿は可愛すぎます。

よく見ると目のあたりの模様が眉毛みたいになっており、キリッとしています。

怒っているのかな?っていう見た目をしています。

ぴょんきち

キリッとしているけど、怒っていないよ!
そういう顔なんだよ!

ただ、ものすごいビビりで近くに別の魚が通っただけで、岩陰に隠れたりします。

本人は隠れているつもりでも、尻尾だけ出ていて隠れきれていないこともしばしばあります。

水槽に入れた当初は、数日姿を見せないで隠れていることもあります。

でも水槽に慣れたら元気にピョンピョン泳いでくれます。

そのキリッとした目つきによらず、とんでもなくビビりな性格というのもまた可愛らしいですよね。

キリッとしながらピョンピョンしていると思いきや、びっくりしたとき時に、とんでもないスピードで岩陰に隠れるので面白いです。

大きさも7㎝くらいと小型であり、小型の水槽でも十分飼育できるのがいいですね。

サンゴに悪さをすることもないので、サンゴ水槽にもぴったりです。

そして、1000円ちょっとで購入できてしまうのです。

綺麗で可愛く、丈夫で値段も安い。素晴らしいですね!

ハタタテハゼの飼育は難しくない

水温は25℃前後をキープ

これも一般的な海水魚と変わらずですが、25℃をキープしておけば間違いないです。

水槽用のヒーターやクーラーを使用し、水温を一定に保つことが重要です。

設定温度を25℃にしましょう。

比重は1.023

一般的な1.023に合わせれば問題ありません。

サンゴ水槽の場合は比重を少し上げて、1.025にする場合がありますがその場合でも問題はないです。

硝酸塩への耐性

硝酸塩の蓄積にも耐えられる丈夫な海水魚です。(限度はありますが・・・)

水槽にフタ必須

びっくりしたときなどは水面から飛び出してしまうこともあります。

とんでもなくビビりな性格のため、他の魚に比べて飛び出し事故が多発します。

なので、飛び出し防止のためフタは必ずしましょう。

餌は何を食べる?

人工餌をバクバク食べるので、痩せて弱っていくというのがありません。

餌の時間になったら、自分から水面に上がってきてパクパクしています。

自分から水面にいき、餌を食べる海水魚は痩せて弱るというのがほとんどない印象です。

餌は海水魚用の人工餌であればなんでも食べます。

私が普段与えているのは、株式会社キョーリンのメガバイトレッドです。

カクレクマノミ、コガネキュウセン、マンジュウイシモチ等の他の魚たちもこれ一つでオッケーです。

以前使用していた餌でライブシーから出ているデルフィス デルマリンフードEXのSMサイズを使用していましたが、こちらでもバクバク食べていました。

こちらはジュニアパックというものが売られており、酸化して美味しさが薄れてしまう前に使い切れるちょうどいいサイズです。お試しにはいいかもしれませんね。

各メーカー試行錯誤し、いかに海水魚に美味しく食べてもらえるか、栄養を高くできるかを研究しています。

正直、すべての人工餌を試したことはないですが、どれでも大丈夫だと思います。

他の海水魚との組み合わせ

ハタタテハゼは非常に穏やかな性格をしています。

他の魚に影響を与えるなんてことは決してなく、どちらかといえば追いかけまわされる側になってしまいます。

悲しいですが・・・

なので、気の強い海水魚と一緒に入れてしまうとビビって出てこないことがあります。

小型の水槽だと尚更ですね。

他の海水魚にそこまで影響を与えないカクレクマノミやコガネキュウセン、マンジュウイシモチなどが一緒にいると非常に平和です。

同じハタタテハゼで喧嘩することがあるので、水槽に入れるのは1匹の方が無難です。

ハタタテハゼの購入方法

選び方

近くにショップがある場合は、ショップで購入するのがいいと思います。

自分で吟味することができますからね。

ショップにやってきて2週間近く経ち、慣れている個体がいいと思います。

慣れていない状態で購入すると、移動でさらにストレスがかかってしまい、弱ってしまいます。

そしてショップで人工餌をバクバク食べていて、ピョンピョン元気に泳いでいる個体がいいでしょう。

あとは、体に傷がついていないか確認してください。

背ビレが途中で切れている個体は避け、ピンと綺麗に背ビレが立っている個体がいいでしょう。

サイズに関しては、小さいのよりも大きい方が体力があり、弱りにくいとは思います。

ですが、人工餌もバクバク食べてくれるためそこまで気にしなくてもいいです。

なので、小さいサイズでも問題ありません。

近くにショップがない場合はネットで買いましょう。

最後に

今回は初心者におすすめのハタタテハゼについて紹介しました。

綺麗で可愛くて、丈夫で飼いやすく、安いです。

カクレクマノミと一緒に泳ぐと色合いがいい感じに綺麗なのです。

優しく平和な水槽であればハタタテハゼをぜひ仲間に入れてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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