みなさま、お疲れ様です。
harutoです。
こんな方に読んでほしい
海水水槽に45㎝キューブ水槽をオススメされたから、45センチキューブに決めました。
じゃあ何を具体的に購入すればいいの?
どんなフィルターをセットで買えばいいの?オーバーフロー?外部式フィルター?
そんな悩める方の参考になればと思います。
45㎝キューブ水槽に照準を絞ってどういう商品があるのかを見ていきましょう。
店頭で買うなら数人で行くか、配達・設置をお願いしよう!
45㎝キューブ水槽ですが、ガラス水槽であれば結構重いです。
ショップに数人で来ているのであれば大丈夫かと思いますが、1人だと搬送はなかなか難しいでしょう。
オーバーフローとなると、水槽、キャビネット、濾過層など、搬送するものが多いため、ネットで注文するか、ショップでの配送サービスを利用しましょう。
ショップによっては配送して設置もしてくれるところもありますので活用しない手はないですね。
あとは価格ですよね。
ネットの方が総合的に安くなる印象ですが、ショップで買うと他のものをサービスしてくれたり、アドバイスをその場でもらえたりするので購入する際に背中を押してくれるかと思います。
購入するものが決まっており、値段が安ければネットで買いましょう。
あまり変わらないのであれば、ショップで買うのをオススメします。
今後ショップを利用していくことを考えれば、はじめからショップで全てを購入した方が、店員さんも自分の水槽設備を把握しているし、関係性を築けるのでいいかもしれませんね。
新品を買うか、中古を買うか
水槽やキャビネットの耐用年数にもよりますが、あまりに古いものだと地震が起こった際などに、水漏れの危険性があります。
今後長くやっていくのであれば新品の方がいいですが、少しでも費用を抑えたいのであればフリマアプリ等で中古を購入するのも手です。
ただ、物を見れずに購入して、ボロボロだった・・・ってことにならないように、購入年月、使用期間等を細かく聞いたり写真を見たりして慎重に商品選びをしましょう。
ショップに中古のオーバーフロー水槽が陳列されることがあるのでその場合であれば自分の目で確認できるのでいいですね。
予算に余裕があって、特別な理由がない限りはオーバーフロー方式を選んでください!
こちらは下の濾過層とパイプ等で繋がっている方式です。
中には普通の水槽にDIYで穴を開け、パイプを通す方もいますが、初心者だと水漏れの危険もあるのであまりオススメしません。
基本的には水槽本体、キャビネット、濾過層のセット販売ですが、中古でバラ売りしていることもあります。
オーバーフロー方式のいいところはなんと言っても、強力な濾過能力があるというところでしょう。
そして濾過層の分だけ水量が確保できますし、濾過層のある下のキャビネットにプロテインスキマーやら殺菌灯やらをすべてぶち込むことができるというところです。
結果、水槽全体がスッキリ見え、気持ちがいいです!
いいところばかりですね、値段が高いというところ以外は・・・
ただ、価格に見合うだけの性能を有しているのが、オーバーフロー水槽です!
オーバーフローであれば正直どれを購入しても満足いただけるかと思います。
なので、特にランキング形式ではありません。
配管の場所や形、水槽のシリコンの色、予算などで決めてほしいと思います。
これだっていうのを見つけてほしいです!
それでは、覚悟を決めて少し覗いちゃいましょう。
オアシス450 オーバーフロー水槽 マーフィード
こちらはマーフィード社製のオーバーフロー水槽です。
とても有名なメーカーです。
こちらは海外で製造されているもので、価格は少し高いですが機能的には間違いないでしょう。
地震の際に水漏れを防いでくれるフランジが標準装備で、高いインテリア性を誇ります。
プレミアムフレームレスタンク マーフィード
こちらは同じくマーフィード社製のものですが、国産の水槽みたいです。
価格が安くお求めやすくなっているものです。
こちらもオプションでフランジ加工にすることができます。
オフティシリーズ 株式会社プレココーポレーション

こちらは自分が今でも使用しているオーバーフロー水槽です。
かれこれ8年くらいは使用していますが、まだまだ使えますね。
国産の水槽であり、構造も簡単でしっかりとしています。
フランジ加工のオプションもあります。
上記リンク先から購入ページに飛べますよ!
リーファーナノ Red Sea
こちらに関しては、RedSeaから出ている小型オーバーフロー水槽です。
機能性、美しさはもう最高峰と言っていいでしょう。
水槽背面にパイプ等が収納されているので、水槽内がスッキリしています。
濾過層には付属の給水タンクを置くことで、自動給水が可能です。
ただ、値段がもう桁違いですね。
予算に余裕があるなら、是非ともいってほしいです!
そして、こちらを購入する方は、是非ともRedSeaの資機材で周辺を固めてほしいなと思います・・・私の願望でした。
マメオーバーフロー マメデザイン
こちらはオーバーフロー水槽というより、普通の水槽をオーバーフローにしてしまう、とんでもないアイテムです。
この商品は画期的で、水槽に穴を開けてパイプを設置しなくても、下の濾過層と繋げることでオーバーフロー水槽にすることができます。
別に余っている水槽がある方でしたら、キャビネットと濾過層を購入すればオーバーフロー水槽にすることができます。
こういう選択肢もありですね。
オーバーフロー水槽まとめ
いろいろと紹介してきましたが、オーバーフロー水槽セットは結構な値段がします。
どれを買っても機能的には問題ないと思いますので、あとは予算と相談しながら好みで選んで欲しいと思います。
せっかく高いお金を出すのであれば、妥協せずに自分が欲しいと思えるものを見つけてほしいです。
ただ、一つ言えるのはオーバーフローの水槽は本当にいいですよ。
後悔は絶対しないと思います。
レッドシーのリーファーを買うために、バイトを頑張る、お小遣いを貯める、そういうのもいいですね。
ロマンですね。
オーバーフローではない普通の水槽も見てみよう!
オーバーフロー水槽でなければ価格はかなり抑えられます。
ガラスの水槽であればどれも美しいですし、クオリティはそこまで変わらないかと思います。
あとは、ガラスのフチに使っているシリコンの色などで選ぶといいと思います。
正直、なんでもいいと思いますよ!
レグラスフラット F-450EX コトブキ工芸
GLASIA キューブ CU-450 株式会社プレココーポレーション
オーバーフローじゃない水槽まとめ
オーバーフロー水槽セットではなく、水槽単体であればそこまで高くありません。
しかし、追加でキャビネットや濾過フィルターも購入するとなると予想以上に費用がかかってしまうので注意が必要です。
45㎝キューブ水槽でオーバーフローでなければ、外部式フィルター+プロテインスキマーの組み合わせで決まり!
濾過について、フィルターの種類についてよくわからない方は、まずはこちらの記事を確認してください。

水槽を選んだら、濾過の方式をどうするかというところですが、オーバーフロー水槽であれば何も考えることはありません。
なぜなら、付属している濾過層にろ材を詰め込めばいいからです。
入れれるだけ入れて、そこに生物濾過のバクテリアを繁殖させればとても強力な濾過フィルターの完成です。
問題は、オーバーフローではないタイプのものです。
45キューブともあれば、水量が85リットルにもなります。
水量が多いのは飼育する上ではいいことなのですが、それに合うフィルターが悩ましいところですね。
結論から言うと、外部式フィルター一択かと思います。
外掛け式フィルターから見ていきましょう。
外掛け式フィルター
こちらは安く手に入り、簡単に導入することができる手軽さがあります。この外掛け式フィルターは酸欠が起こりにくいと言われており、バクテリアが活性化されやすいです。
ただ、ろ材を入れるスペースが少ないため、濾過能力が弱いです。
85リットルの水量を循環させ、綺麗にするだけの能力があるかは正直微妙なところです。
海道河童のようなプロテインスキマーが付属されているものもありますが、それ一つで水槽をまかなえるかはちょっと不安が残ります。
メーカーの説明でも、単品で使用する場合は60リットルまでとなっていますからね・・・
かと言って2つの外部式フィルターを水槽のフチに引っ掛けるのは現実的ではないですよね。
美しくないです。
濾過能力を上げる方法で、フィルターの隙間にろ材を追加で詰め込むという方法がありますが、どこまで上がるかは疑問が残ります・・・
外部式フィルター
外部式フィルターですが、こちらは大型のものを選べば濾過能力的には問題ありません。
クーラーとの接続もできるので、拡張性もあります。
しかし、外部式フィルターは密閉されているため、酸欠になりやすいと言われています。
そこで、プロテインスキマーをセットで用意しましょう!
これにより、濾過能力向上の他に酸欠防止の効果もあります。
プロテインスキマーについてはこちらで詳しく解説しています!

もし自分がオーバーフローではない45㎝キューブ水槽に設置するなら何を使用するかを本気で考えました。
自分の水槽はオーバーフローなので、外部式フィルターを使用していません。
なので、商品ページに記載されている能力や、デザイン等を考慮し、想像を膨らませながら考えましたので、参考までとしてください。
まずは外部式フィルターです。
エーハイムのクラシック2217を選びます。
能力に余裕を持たせるため少し大きめのものにしました。
購入する際は、自分の地域のヘルツのものを購入してくださいね。東日本は50Hz、西日本は60Hzです!
上の商品リンクは60Hzのものです。
そして、水槽内に入るパイプ類をガラスのものにカスタマイズします。
こういう感じのやつですね!
あまり海水水槽で使用している人は見たことないですが、海水水槽にこそ美しいガラスパイプは似合うような気がします。
エーハイム2217であれば、出水と給水のホース口径がそれぞれ異なるので、別で買わないといけません。
また、外部式フィルターだとどうしても水面に油膜が発生してしまいますので、取り除くためのサーフェーススキマーが付いているガラスパイプを選びました。
そして、酸欠防止と濾過能力アップの観点からプロテインスキマーを設置します。
外部式フィルターを設置している時点でパイプが水槽のフチに設置されているため、できるだけコンパクトでスタイリッシュにしたいと思います。
なので海道河童のような外掛け式フィルタータイプではなく、マメデザインのマメスキマーを選択します。
これで、スタイリッシュかつ機能的な45㎝キューブ水槽が出来上がりました!
マメオーバーフローという選択肢はどうだろうか?
私の考えは、最初からオーバーフローの形にしたいのであれば頑張ってお金を貯めてオーバーフローセットの水槽を買うかもしれません・・・
すでにある水槽を有効活用したいとかいう考えがあるのであれば別です。
オーバーフロー以外のセットを考えてみましたが、外部式フィルター、プロテインスキマー、水槽を置くキャビネット、それらを水槽と一緒に買うとなるとそんなに安い金額ではないんですよね。
オーバーフローを躊躇している原因が金額の問題であるのであれば、お金が貯まるまで我慢して頑張ってオーバーフローを購入することをオススメします。
オーバーフローにしてしまえば、濾過能力、酸素不足、水槽周りがごちゃつく、それらの悩みが一気に解消されるのです。
あくまで私の考えですので、水槽スタイルを選択する際の参考になればと思います。
最後に
私は水槽のサイズは45㎝キューブ水槽をオススメしています。
それはオーバーフローの45㎝キューブ水槽と言っても過言ではありません。
しかし、どうしてもオーバーフローに抵抗があるという方は、外部式フィルターにしてプロテインスキマーは小さいものでもいいので必ず設置しましょう。
特にこだわりがなく、予算に余裕がある方はオーバーフローにしましょう!
今回は45㎝キューブ水槽に特化したお話でした。
水槽選びの参考にしていただければと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました。